上海を含む中国各地の大学で、近日、2015年度卒業予定の学生が続々と就職活動を開始していることがわかった。
今年は1990年代生まれの若者〝90後〟が、社会へ出た。翌15年卒業予定の全日制大学生は現在749万人に上り、14年に比べ約22万人増、13年比では50万人増の見込み。
採用企業は〝90後〟に対し「わがまま」、「消極的」との印象を持ち採用に消極的、就職氷河期が続いている。一方で新卒生も、給与よりも仕事内容や職場環境が自分に合うかを重視するなど、企業に対する要求が変化。希望の職場がなければ卒業前の内定が出なくても構わないという意見も聞かれる。(12月22日)
~上海ジャピオン2014年12月26日号