中国中央宣伝部による、博物館や美術館の無料開放を推進する通達を受けて、上海美術館は、2月6日~12日までの間、館内の一般無料開放を実施した。
期間中の来場者数は2万2000人に上り、通常時に比べ大幅な増加となった。同館では今後、国家の定める祝祭日、及び毎月第1月曜日を無料開放日としていく。ただし人が多過ぎるとの苦情もあったことから、入場数制限を行う方針も明らかにしている。
なお、古北地区にある劉海粟美術館でも、春節中に無料開放を実施したが、来場者数は通常時と大差のない1600人だった。(2月17日)
~上海ジャピオン2月22日発行号より