上海市で12月20日(土)に行われた大学生対象の英語試験「全国大学英語四六級考試」で、70人の受験者が〝替え玉受験〟をしていたことがわかった。
試験会場は市内全18カ所。うち1つの会場で試験官が身分証と受験票を確認したところ、本人写真が一致しない受験者を発見、試験官に訊問され不正を認めたという。その後警察の調べで、同会場に29人の替え玉受験者がいたことが判明。
中国では、試験で不正行為が発覚した場合、受験者の試験成績を無効とするほか、1年以内の受験禁止などの処罰が科される。しかしながら不正行為は依然減らず、問題となっている。(12月23日)
~上海ジャピオン2014年12月26日号