中国台湾中部の苗栗県苑里鎮で、最近、走行中の貨物車両からカバが転落し、路上に置き去りにされるという出来事があった。
カバは体長約2㍍、重量1㌧以上あり、貨物車両の通気口から転落。たちまち騒ぎになり、近隣住民がその姿をひと目見ようと集まった。カバは車両から転落した際にキバが折れており、口を血に染め、その痛みのためか路上に横たわったまま、しばらく涙を流していたという。
地元警察はカバの飼い主である台中市の「天馬牧場」へ連絡。まもなく牧場主が獣医を連れてカバを引き取りに現れると、カバは麻酔を打たれクレーンで吊られて連れ帰られた。
(2014年12月27日)
~上海ジャピオン2015年1月9日号