第12回上海国際映画祭開幕 日本映画も6作品上映

 第12回上海国際映画祭が、6月13日(土)に開幕し、上海大劇院で開幕式が開催された。
 開幕式には、コメディ映画『非常完美』で初プロデュースを手掛けたチャン・ツィイーや、同作でも共演しているファン・ビンビンなど、40作品以上の映画関係者が出席。
ヒッチコック監督のオムニバス映画などがスクリーンに映しだされ、審査委員会主席であるダニー・ボイル監督の『スラムドッグ$ミリオネア』のエンディングテーマが、ギターと二胡で演奏された。
また、『レッドクリフ』で6億元の興行成績を打ち出したジョン・ウー監督は中国語映画貢献賞を受賞、ハリウッド女優のハル・ベリーは映画貢献賞を受賞した。
 同映画祭には日本映画も出品されており、アジア新人賞にノミネートされた『恋極星』と『休暇』をはじめ、長澤まさみ主演の『群青~愛が沈んだ海の色』、竹中直人監督の『山形スクリーム』など、全6作品が市内の指定映画館で上映される。
(6月14日)

~上海ジャピオン6月19日号より

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