上海市経済情報委員会は近日、電柱への無料Wi―Fiルーターの設置を検討していることを明らかにした。
市ではこれまで、インターネット環境は整っているものの、速度が遅いとの声が市民から多く寄せられていた。
特に、同じ場所で複数の人が大容量データのダウンロードを試みた場合、途端に回線速度が大きく低下。
しかしながら大型基地局を増設すると、相互に干渉し改善につながらないという。これを受け同委員会では、街灯などに共用アクセスポイントを設置、質と感度の両面から向上を図るとする。
計画は試験運用の段階で、最初は外灘エリアで行う予定。(4月20日)
~上海ジャピオン2015年4月24日号