鶏肉は部位ごとのオーダーも可能
新たな店との出会い
最近、ふと気がついたんです。僕が紹介するお店って人に教えてもらったとこばかりだなあって。
やっぱり編集者たるもの、自分でアンテナを張らないとダメですよね。ようし、新たな店を開拓する旅に出発!
うーん、なかなか目ぼしい店が見つからないですね。ちょっと近くのカフェでひと休みしましょうか…あれ? 何だか行列ができていますね。
それにアンティークな雰囲気のタイル壁!いいお店の匂いがぷんぷんします!
…思わず興奮してしまいましたが、落ち着いて看板を見てみたら、海南鶏飯のお店でした。
中に入ってみると、店内もタイル敷の床と壁にはオールドチャイナのポスター、随所にオシャレ要素が詰まっています。
黒板のメニューを見る限りでは、シンガポールスタイル?
えーと、どうやってオーダーするのかな…戸惑いながら眺めていると、店員のお姉さんが人数分の適量を教えてくれたので、言われるがままに。
アンティーク・レトロなタイル壁に目を引かれる
肉厚ぷるぷる鶏肉
ドリンクは「拉茶」(16元)にしました。紅茶とコンデンスミルクを混ぜた〝テータリック″ですね。目の前で注ぐパフォーマンスはありませんけど、泡はちゃんと乗ってます。
来ました、主役の「半只鶏」(68元)に「油鶏飯」(8元)。ぷるぷる肉厚で柔らか~い!
店内で放映されてるインタビューによれば、茹でた後水で冷やしているようです。それがこの柔らかさの秘訣でしょうか?
サンバルで炒めた「参巴空心菜」(22元)も文句なしのお味です。
これは厳しい先輩にも褒められるかも♪
info
住所:新楽路90号
TEL:6448-2919
営業時間:11時半~15時、17時~21時(鶏が売り切れ次第終了)
席数:約30席
予算:約50~60元
~上海ジャピオン2015年4月24日発行号