上海市交通委員会は5月16日(土)、公共交通の専用アプリ「実時公交」のモデル版をリリース。市内700カ所以上のバス停を網羅、アプリを使ってバスの運行状態を確認できるようになったことを発表した。
同アプリは、各バス停における直近3台分の運行情報を検索できる。現在は市内約700カ所が対象だが、年末までには市全域をカバーする予定。
「上海バス交通グループ」に所属する約8000台の車両にはGPSシステムを搭載、10秒ごとに現在地点や速度などのデータをアップロードしている。
アプリの配信情報は15秒毎に更新、2分以上の遅れが見られた場合も自動更新される。
また市内600カ所を超えるバス停に液晶ディスプレイを設置、電気が通っていない約1000カ所には二次元コードを通じて、リアルタイムの運行情報を公開。
さらにディスプレイを500台、4000カ所に2次元コードの設置が年内に計画されている。(5月17日)
(写真は新浪ネットより)
~上海ジャピオン2015年5月22日号