端午節の人気旅行先に日本 円安後押しし韓国を抜く

上海市では端午節休暇の初日となる6月20日(土)、「上海火車」駅、「上海南」駅、「上海虹橋」駅の鉄道利用者総数がのべ41万5000人、虹橋・浦東両空港の出入国者は、昨年比29・75%増ののべ10万1000人に達した。

今回は円安とビザの緩和に伴い、日本へ向かう旅行者が増加。初日の訪日中国人は延べ6600人で、昨年の2・5倍、人気の旅行先として初めて韓国を抜いた。韓国はMERSの発生が影響し、4位にとどまった。

一方、今年は同休暇期間の高速道路通行費無料措置を実施しなかったうえ、あいにくの天気だったにも関わらず、自家用車で外出する市民が増加。22日(月)午後にUターンラッシュを迎え、通行量が昨年比5%増となった。

また〝自動車業界の繁忙期〟と言われる同期間ながら、今年は市の自動車販売店の売上が大幅に下降。関係者によると、現在の購入希望者のほとんどが買い替えを目的としており、急がずしっかり見比べてから購入する傾向にあるという。(6月18日)

6_東方ネット

(写真は東方ネットより)

 

~上海ジャピオン2015年6月26日号

 

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP