茨城県の橋本昌知事と民営格安航空会社「春秋航空」の王正華・董事長が6月6日(日)、
市内で記者会見を行い、7月末から浦東空港―茨城空港間で
週3便程度のチャーター便を運行することを明らかにした。
チャーター便は利用状況などを踏まえた上で、10月には定期便に切り替える見込み。
機材は、180人乗りのエアバスA320型を利用する予定だ。
茨城空港は東京駅まで約80㌔の距離に位置し、今年3月に開港。
大手航空会社との就航を結べず、格安航空会社への売り込みに力を入れていた。
今回同空港に乗り入れる春秋航空は、2004年に上海市で設立された中国初の民営の格安航空会社。
同社は中国国内で約40路線を運行しているが、国際線就航は今回が初となる。
同チャーター便は、原則的に団体旅行者向けとなるが、王董事長は
「条件が整えば、座席の1~2割を日本の個人客向けに超格安価格で売り出したい」としている。
(6月7日)
~上海ジャピオン6月11日号より