上海市崇明県で、7月18日(土)、被害総額1000万元余りという、同県史上最大の被害額となる詐欺事件が摘発された。
刑事勾留された同事件の容疑者は、2012年の10月よりバカラ賭博に熱中し、巨額の負債を抱えていた。
負債の返済に困窮した容疑者は、親族や友人に「良い投資先がある」と声をかけ、3年間で50余りの農家に対し、およそ60件の詐欺行為を働いた。
警察によると、容疑者は金を受け取った後、先に一部の利息や贈り物を被害者に渡し、信頼関係を築いていたという。
なお摘発時、容疑者の銀行口座の残額は4・1元だった。
~上海ジャピオン7月24日発行号