上海市食品薬品監督管理局は8月26日(水)、「上海市食品安全信息追遡管理辦法」を公布、10月1日(木)より施行すると発表した。
同法は、上海に流通する食品の、生産から消費者へ至るまでの情報を追跡管理するよう命じたもの。今後2、3年以内に水産物や肉類などの主要食品と農作物への施行を完了させる。
また市内の市場では、8月23日(日)の大雨の影響で魚やエビ、卵の価格が高騰。一方でワタリガニは今年の豊漁を受け、近年稀に見る安値で流通している。
一方、松江区新浜鎮で近頃、70歳の老人がヒキガエル3匹を煮たスープを食して中毒を起こし、ショック状態で医療機関に搬送された。〝ヒキガエルが皮膚病に効く〟という民間の言い伝えを信じ、
食べたという。松江区中心医院の医者は、このような伝承には全く科学的根拠がなく、ヒキガエルを誤食した場合は、直ちに吐き出し病院に行くよう注意している。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン9月4日発行号