上海市黄浦区の庭園「豫園」内にある劇場「海上梨園」にて10月10日(土)、上海昆劇団が430年ぶりの公演を実施、昆曲『妙玉与宝玉』を披露した。
昆曲は現・江蘇省蘇州市を発祥とし、同演目は豫園での公演のシンボル的作品。劇団は11月6日(金)より同劇場に常駐する。
劇場の収容人数は約100人で、公演は1演目当たり50分程度、年に60回の上演を予定している。
また虹口区の上海港国際客運埠頭に停泊する船上にて、11日(日)、「2015中国上海国際芸術フェスティバル」の一環としてオペラ「椿姫」が上演された。
オペラ公演では国内初の立体音響技術を採用し、〝壁のない歌劇場〟を実現した。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン10月16日発行号