中国国務院は12月10日(木)、上海市を含む中国全土の2016年の法定休日を発表。これによると、来年の新暦正月は3連休、春節と国慶節は7連休となることがわかった。
今回は昨年より1週間以上早い発表。来年の祝祭日は計29日で、春節休暇は大晦日に当たる2月7日(日)~13日(土)とし、前後の6日(土)と14日(日)は出勤日となる。なお6月9日(木)~11日(土)の端午節、9月15日(木)~17日(土)の中秋節も翌日曜が出勤日となる。
また近頃、重慶市などで金曜午後を週末休暇に含む「2・5日休暇制度」を推奨。上海市浦東新区の企業ではすでにこれに準ずる制度があり、遠方へ足を伸ばせるなど歓迎する姿勢がみられる。さらに10時~16時をコアタイムとし、それ以外を各自で調整できるフレックスタイム制を導入する企業もある。
市内の旅行社は、今年はクリスマスと新暦正月の旅行者が例年の2倍と予想。ビザ緩和や国外旅行の年末割引を受け、7割が国外旅行を選んでいる。
~上海ジャピオン2015年12月18日発行号