ウェディング通り〝閉幕〟 人民路トンネルの建設で

 淮海東路から福建南路に至る人民路上にある、通称「ウェディングドレス通り」が、店舗の立ち退きを迫られている。これは、建設が予定されている人民路トンネルの工事のため。
 先ごろ公表された「人民路トンネル建設についての公布」によれば、同トンネルは人民路と淮海東路の交差点から建設され、福建南路を越えたあたりから地下に入る。黄浦区経済委員会の関係者は、「工事計画の詳細はまだ未確定で、立ち退き店舗がどのくらいになるかははっきりしていない」と述べている。しかし、関係機関の通達を待たず、一部の店舗はすでに引越しを始めている。
 人民路のこの一帯には、50軒を超えるブライダル衣装のレンタル店が軒を連ねており、ここ30年、上海のウェディングドレス通りとして親しまれてきた。市のブライダル業界協会のヘレン事務長によれば、この通りは市内ブライダル業界の4割の売上を担っているという。
(7月17日)

~上海ジャピオン7月21日発行号より

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