上海市中心気象台は、中国南部で猛威を振るった大型台風19号「ウサギ」に関し、9月22日(日)時点で市から遠い地域に停滞しているため、23日(月)以降の天候は回復し、気温も上昇するとの予測を発表した。
同台風は22日(日)16時の時点で、中国香港から235㌔の海上にあり、その後毎時22㌔の速さで北西に移動、広東省沿岸部に到達した。市では同日15時頃、徐家匯観測地点で、強い風と降雨が観測されたが、大きな被害には至らなかった。また、北部よりの寒気の影響で、23日(月)以降の最高気温は24度、最低気温は20度以下と予想される。(9月23日)
~上海ジャピオン2013年9月27日号