今回は西川さんからの紹介で、日本から持参したマンガ「あしたのジョー」が自慢という野口さん宅を訪問する。
ズラリ並んだ「あしたのジョー」
きれいに並んだ 大切なマンガ
高校生の頃から旅行好きで、世界各地をまわっていた野口さん。旅をしながら、いずれどこかに留学したいと思っていた野口さんは、高校卒業後、02年2月より、旅先のひとつであった上海に留学することに決めた。理由は、中国の歴史に興味があったから。すぐに上海外大の本科に入学。4年の学生生活を経て、この6月末に卒業予定だ。
留学生仲間3人で部屋をシェアしている野口さんの寝室には、お気に入りのマンガ「あしたのジョー」全20巻が並ぶ。「中学生の頃に買ったものです。大好きで、上海まで持ってきてしまいました。今でもパラパラとめくって、いい場面ばかり見てるんです」。他に、現在日本で人気の「デスノート」や「リアル」も揃っている。
勉強と仕事の両立「楽しんでます」
学生という立場をまもなく終える野口さんは、すでにレストラン・バーの経営者としての顔も持っている。4月半ばに、校内の学生寮の1階にオープンしたそうで、客は留学生中心だが、日本人、中国人、欧米人、韓国人と国際色豊かだ。「毎日授業と店、時には、イベントの司会をやったりと忙しいですが、楽しんでやっています。卒業後もしばらくは上海で働こうと思っています」。
物件情報
地区:虹口区
間取り:3LDK/120㎡
家賃:4000元/月
築年数:3年
サービス:家具家電製品込み、管理費込み、オートロック
交通:地下鉄の駅まで徒歩3分
⇒Next week
友人の波多野さんは、同じデザインのソックスをたくさん持っているんです。履きやすいらしいです。
~上海ジャピオン2006年6月9日発行号より