上海市政府は7月7日(木)、第12次5カ年計画「十二五」における、女性の社会進出や子育てに関する取り組み結果を報告。女性の社会進出は世界の中進国の水準に、子どもの教育水準は先進国の水準に到達したとした。
報告によると、2015年の市女性の幸福指数は5点満点中3・54。85・7%の女性が「自分は幸福である」と回答した。また同計画により婦女子の医療設備が充実。市政府が10億元を投入し、産婦人科病院・小児科病院を新設した。
さらに市女性の平均寿命は、2015年度に85・09歳に到達、男性より4・62歳高かった。同年の妊産婦死亡率は10万人中6・66人、新生児死亡率は4・58%、5歳以下の幼児の死亡率は3・21%で、いずれも過去最低記録となった。今年始まった第13次5カ年計画では女性支援に24項目、子ども育成支援に19項目を定め、婦女子の社会保障のより一層の充実を目指すと言う。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年07月15日号