上海市静安区委員会は最近、区内のオフィスビルや商業施設などに1000カ所以上の図書閲覧コーナーを設けることを計画していると発表した。
同区にある商業施設「800秀」では、オフィスビルの公共スペースに2000冊余りの寄贈図書と閲覧室を設け、多くのオフィスワーカーが昼休みをここで過ごすと言う。同委員会によると、今後このような小規模の図書閲覧コーナーを区内に増やしていき、同時に24時間開放式の図書閲覧室や、移動式図書館を展開し、市民が気軽に読書を楽しめる場所を提供するとしている。
また市の発展について議論する「上海市城市総体計画(2016―2040)」討論会が9月17日(土)に催され、同済大学教授らは、市の発展がマイナスに転じるとされている2040年以降、市は緑化政策や環境保護対策を以てニューヨークや東京などの大都市と肩を並べる世界的都市を目指すべきと述べた。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年09月23日号