市内鉄道駅、全面禁煙を実施  中国初の防塵マスク規格発表

上海市民の健康促進について議論する「第9回全球健康促進大会」の開催に伴い、「上海市公共場所控制吸煙条例」が間もなく発布され、市内の鉄道駅が全面禁煙となることがわかった。

中国鉄道部によると同条例の施行を受け、閘北区の「上海火車」駅や「上海虹橋」駅、徐匯区にある「上海南」駅の喫煙所をすべて撤去。同時に、駅構内にはいかなる喫煙器具の持ち込みも禁止としている。

また、国内初となる「日常防護型マスク生産規格」が11月1日(火)から、市を含む中国全土で施行されることがわかった。この規格では、市販の〝空気汚染対策マスク〟を性能別にA~D級に分類し、空気中のPM2・5の濃度に適したマスクを指定する。一方市質量技術監督局は、現在市場に流通している〝PM2・5対策〟を謳うマスクのうち約7割が、微粒子状物質の除去機能が完全ではないと指摘。各企業にマスクの品質や生産技術の向上を呼び掛けている。

1_%e6%9d%b1%e6%96%b9%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年10月28日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP