蕎麦ペペロンチーノ(30元)は隠れ人気メニューのひとつで、女性客からの注文も多い
あでやかな店作り
日本料理店の激戦地帯、古北地区の古羊路に創作和食料理店がオープンした。
店内に足を踏み入れると、真っ赤な柱に囲まれた炭火焼き場がまず目に飛び込む。
夏祭りのやぐらのようで、思わず気分が盛り上がるだろう。
活気溢れる焼き場は2階の座敷からも見下ろすことができ、ジューシーな香りが鼻をくすぐる。
壁に張られた浮世絵のポスターも美しく、江戸情緒あふれる雰囲気に身も心もほぐれていくようだ。
すべて特注で仕上げた焼き場は、伝統的な日本建築を思わせる
蕎麦×イタリアン
料理はねぎま(10元)、アスパラ巻(15元)など約30種の炭火焼のほか、創作メニューが充実。
特に「蕎麦(そば)ペペロンチーノ」(30元)は野趣溢れるそば粉の風味とピリ辛のニンニクの香りが不思議と調和する。
そのほか「根野菜じゃこサラダ」(25元)、「餅ピザ明太子」(25元)など、
どれも味の基本がしっかりしていて生ビール(20元)や焼酎(30元~)などお酒とよく合う。
デザートには、神戸六甲牧場と同じ製法で作られる無添加の「ソフトクリーム」(通常20元)がオススメ。
8月末まで注文時に「ジャピオンを見た」で、同ソフトクリームを半額で提供する。
菊野屋
住所: 古羊路429号(×張虹路)
TEL: 5477-7437
営業時間:18時~24時(ラストオーダー23時)
席数:80席
予算: 約150元
~上海ジャピオン8月21日号より