上海市交通委員会らは1月21日(土)、延安路を走るバス高速輸送システム「バス・ラピッド・トランジット(BRT)」の試験運行を同日開始したと発表した。
長寧区の延安西路と滬青平公路の交差点から延安東路と中山東一路交差点までを結ぶ同路線は、高架下にバス停を25カ所設置し、2~3分に1本の頻度で運行予定。同路線の運行は、今年1月時点で延安路を走る64本のバス路線を13本、ラッシュ時におけるバスの走行を70台減らすと言う。一方で、延安路左車線をBRT専用路線にすることで、一時的な交通トラブルが予想されている。
そのほか市交通警察は最近、閘北区永興路と共和新路の交差点に、横断歩道通行中の歩行者を優先せず、右折を行う車両を取り締まる「ネット警察」システムを導入。約1カ月半で318件を摘発し、うち200件余りを処罰したことを明らかにした。違反者は罰金100元と違反点数3ポイントが科されると言う。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年2月3日発行号