中国メディアが最近、上海市を含む中国各地における高齢者の生活状況をまとめた「中国城郷老年人生活状況調査」を発表。60歳以上でなお働いている人が、全体の27%に上ったことがわかった。
全国で60歳以上の人口は、2015年度に2億2000万人を突破。うち就業している人は5957万人で、1990年度に比べ54%増。しかし労働市場全体から見ると、高齢者の就業率は年々減少していると言う。また、働いている高齢者のうち50%以上が、知人の紹介で現職に就き、26%が起業したと話す。なお子どもと同居している高齢者の方が、独り暮らしよりも就業率が高かった。
~上海ジャピオン2018年6月8日発行号