浙江省温嶺市に8月12日(日)23時半頃、台風14号〝ヤギ〟が上陸。これで上海市を含む華東地区では、今年に入り、台風が3つ上陸したことになった。
市閔行区では同日、3時間に46・6㍉が降る大雨となった。また交通運輸部東海救助局は、東海上で故障した韓国船を安全な海域に移動させ、船員8人を救助したと言う。
統計によると、7月下旬から台風14号が上陸するまでの約3週間で、防災に関する検査を計2万7394回実施。専門家によると、同期間は亜熱帯高気圧が鍋のフタのように華北、東北エリアなどを広く覆っており、その影響で、台風12~14号が華東エリアに上陸した可能性を指摘している。
そのほか市防汛指揮部らによると、13日(月)2時過ぎに黄浦江の水位が4㍍96㌢を記録。警戒値の4㍍55㌢を超え、2013年10月以来の高水位となったことがわかった。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年8月17日発行号