上海市では最近、軌道交通の乗車時にスマートフォンなど移動端末を利用する人が、1日の乗客数の30%に当たる130万人を突破。うち「支付宝(アリペイ)」の利用者数が110万人に上ることがわかった。
ネット決済システム「支付宝(アリペイ)」を用いた乗車システムは今年1月に開始され、現在全国120の都市で運用。また上海申通地鉄集団有限公司は、自社アプリ「Metro大都会」に「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」の個人認証技術を採用し、安全性を高めていくと言う。
そのほかタクシー会社「大衆タクシー」は9月19日(水)、電気自動車「栄威Ei5」の試験運用を開始。車内スペースが拡大し、緊急停車や通報機能などを備えている。CO2排出がないうえ、ガソリン車と比べ燃費が77・5%上がる。1回の充電で走行できる距離は日中の総走行距離に相当する260~270㌔。10月1日(月)の国慶節までに50台を導入する予定。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年9月28日発行号