国家統計局は2月21日(木)、2018年度における上海市民の手取り収入が、全国1位の6万4183元で、全国平均の2・27倍であったと発表した。
市中心部の労働者の手取り収入は6万8034元。また、市郊外における農業従事者の手取り収入は、前年比7・5%増の3万375元で、市中心の労働者との収入格差が2・24倍に縮まった。これは所得格差緩和の一環として、市政府が農村住民に農業以外の就業機会を促進していることが要因とみられている。
そのほか、昨年9月末時点で市の失業者数は19万2500人と、17年比で2万4600人減少した。
~上海ジャピオン2019年3月1日発行号