上海市は7月20日(土)に梅雨明けし、21日(日)は最高気温34・9度を記録。市気象部門は28日(日)に掛けて、最高気温が37度前後となる猛暑日が続くと予報した。
市では23日(火)に今年初めて、気温上昇の警報として、最低レベルの「高温黄色警報」を発令。最高気温が35~36度に達し、今年最初の高温日になるおそれがあるとして、市民に注意を呼び掛けた。
同部門によると、最高気温が35度を超える高温日に関して、今年は例年より開始が遅いと説明。例年は6月25日頃に、その年最初の高温日を記録するが、今年は梅雨期間が長く、雨が多かったことが影響し、気温の上昇が遅くなったという。今年7月1日(月)~15日(月)の初夏期間は、市や浙江省、安徽省、福建省などの地域で、平均気温が例年より2~4度低かった。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2019年7月26日発行号