中国の高速鉄道で、ビジネスクラス車両の最終列に設けられた〝一等席〟が近頃話題になっている。
これは本来、高速鉄道の一等席を予約した一部の乗客が案内されるもので、「一等席の料金でビジネスクラス車両に乗れる」と期待して向かうと、実際にあるのは最後尾の2人掛けシート。中央に肘掛けはなく、リクライニング調整もできない。前方のビジネスクラスシートを羨ましく思ってしまう〝残念席〟として揶揄されている。
これに対し高速鉄道側は、利用者の声を運営側に報告し、空席状況によっては別席への変更にも応じると案内している。(8月3日)
~上海ジャピオン2025年8月15日号