上海市黄浦区の文廟内で毎週日曜に開催されている古本市が、区画整理の影響を受け、遅くとも2020年6月までに終了する予定であることがわかった。
また同エリアで古本屋を営む男性によると、文廟の関係者から来年3月に古本市を終了するとの通知があったという。さらに十数年同エリアで店を経営している男性は、「骨董品専門の商業施設に移るよう誘致してくる人もいるが、室内ではこのような雰囲気は出ないため、移るつもりはない」と語っている。なお、同古本市が再開されるかは未定。
同古本市は1990年代に開始。全盛期には1日に8000人以上が訪れた。
~上海ジャピオン2019年12月27日発行号