手足口病が全国拡大 市でも幼稚園で消毒対策

 中国全土での手足口病の大流行を受け、市でも同病の病原となっているEV71(エンテロウイルス)の消毒対策を進めている。
 同病は主に児童が感染するため、市では1058カ所の幼稚園、100カ所の託児所に対し、重点的に消毒対策を指導。実施状況の抜き打ち検査なども行っている。
 また市予防管理センターは5月5日(月)、EV71に関する報告会を開催。幼稚園や学校で同病の症例が基準以上の値で確認された場合、直ちに同センターに報告するよう通達した。
 中国国内では5日までに、1万人以上の手足口病感染が報告されており、死亡者数は26人。うち22人は、感染例が集中している安徽省阜陽市の患者。同病の症状は手、足、口の発疹で、すぐ治療すれば大事には至らないが、感染力が強いのが特徴。(5月6日)

~上海ジャピオン5月9日発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP