バス運転席にガードを設置 乗客の妨害行為多発を受け

中国各地でバスの乗客によるバス運転手への妨害行為が多発していることを受け、上海市内の公共バスを運営している「上海巴士第三公共交通有限公司」は6月11日(木)、バスの運転席を保護するガードの設置作業を行ったことを明らかにした。
ガードは高さ1・8メートルで、ドアに強化ガラスがはめ込まれ、内側から鍵を掛けることができるというもの。あるバス運転手は「ガードがあれば安心して運転に集中でき、乗客の安全にも繋がる」と語った。同社によると、18路線ではすでにガードを設置済みで、6月末までに665台すべての車両に取り付けるという。

一方市では今年竣工の、10号線二期と15線、18号線一期の3路線計67㌔に及ぶ軌道交通建設が、新型コロナウイルス感染症の予防政策による工期の遅れはなく、計画通り進んでいるという。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年6月19日発行号

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