郵便の歴史を伝える
日本人作家や数々の著名人の足跡が残る四川北路、天潼路界隈。最近は再開発が進み、道を1本隔てるだけで、印象がガラリと変わる一風変わった雰囲気の場所だ。
大きな時計塔が目印の「郵政大楼」は巨額を投じて建設された豪華な郵便局。中に入ると、ガラスの天井と広い吹き抜けの中央ホールが広がり、屋上には庭園も設ける。現在は一部を「郵便博物館」として一般開放しており、中国郵便発展の歴史を展示している。入場無料で、毎週水、木、土日に開館。
すぐ近くの蘇州河を渡れば、そこはもう外灘。上海の歴史が凝縮された場所をゆっくり探索しよう。
~上海ジャピオン2021年1月22日発行号