上海中心気象台は8月22日(日)12時頃、雷黄色警報を発布。直後に楊浦区で大雨が約2時間続き、一部道路では2㌢ほど冠水した。
同区では集中豪雨で車両の故障も発生。楊浦公安分局には11件の通報が寄せられ、落ちた車のナンバープレートも多数回収されている。同区に住む男性は「家を出る時は日が出ていたのに、帰りの地下鉄の駅が海になっていた。ふくらはぎまで水に浸かり、裸足で帰った」と大雨の状況を説明した。
気象統計資料によると、今年の上海市は暦の上で真夏にあたる「三伏」の40日間で、例年の半年分の降水量に相当する雨が降った。徐家匯観測所の降水量は542・1㍉と、例年平均の218㍉を大きく上回っている。また、今週29日(日)は最高気温35度と再び高気温の予報。「三伏」明けに35度以上となるのは珍しいという。(8月23日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年8月27日号