上海市では1月13日(木)~15日(土)に掛けて、計8人の新型コロナウイルス感染症の市中感染者を確認したことが明らかになった。
上海市衛生委員会によると、1月11日(火)に報告された、海外から入境した無症状感染者1人との濃厚接触者5人の感染を発表。また15日(土)には、この5人の濃厚接触者から3人の感染が発見された。これを受けて、市静安区静安寺街道愚園路228号が、同感染症の感染リスク地域分類における「中リスク」エリアに指定された。
春節を間近に控え、人の移動が増えると感染リスクも高まるため、同委員会は、市民に感染防止対策・健康管理に加え、発熱、咳、脱力、嗅覚味覚の減退などの症状があれば、医療用マスクを着用して最寄りの発熱外来での検査を呼び掛けている。また、ワクチン未接種者、特に60歳以上の高齢者と、3~17歳の青少年に対する全面接種と、ワクチン接種後6カ月が経った市民には、ブースター接種を促している。(1月15日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年1月21日号