巨大ジューシー団子で　淮揚料理を堪能

少し前に、江蘇省淮安市が「食文化創造都市」として、ユネスコの「創造都市ネットワーク」に加わったってニュースを見たんや。「淮揚料理」発祥地のひとつとして選ばれたらしいんやけど、淮揚料理って揚州炒飯くらいしか知らんなと思って、「揚州小吃」に食べに行ってきたで。

狭めの小吃店をイメージして入ったら、広くてキレイで円卓もあるし、レストランみたいや。巨大肉団子が名物って同僚が言っとったから、メニューはたくさんあったけど、迷わず「紅焼獅子頭」（52元）と「米飯」（3元）を注文。しかし、店の入口の看板には38元やったのに、店内の最新版メニュー表では52元って…恐るべし値上げっぷり。俺の給料も同じくらい上げてくれなキツイわ～。中華鍋とオタマの当たるいい音を聞きながら待ってると、スープに浸かった、普通の3倍はある肉団子が運ばれてきた。ジューシーな食べ応えのある肉とは対照的に、スープのようなタレの味付けは、薄めでバランスが取れたうまさやったで。

 

Info

店名　揚州小吃（延安西路店）

住所　延安西路957号2階（×武夷路）

TEL　136-5178-7311

営業時間　11時～14時、16時半～21時

席数　約60席

予算　30元～

 

 

～上海ジャピオン202年1月28日号