上海市を含む全国各地で2月15日(火)、旧暦1月15日に当たる「元宵節」を迎え、市黄浦区の「豫園」内にある「寧波湯圓店」では、この日に食べる「湯圓」の販売数が1日8万個を超えたことが分かった。
中国では、元宵節に家族円満を願い、餡入り白玉団子である「湯圓」を食べる習慣があり、同日は湯圓の老舗店である同店に客が殺到。同店では、早朝6時半から準備を開始し、できたての湯圓を提供したと言う。豊富な種類の湯圓の中で一番人気は、伝統的な黒ゴマ餡で販売量の6割を占めた。さらに新作のドリアン湯圓も、若者たちに人気だった。
また嘉定区の「南翔老街」と宝山区の「羅店古鎮」では、2月20日(日)まで、美しいランタンが灯され、中国の伝統的な元宵節の雰囲気楽しむことができるほか、長寧区の「虹橋南豊城」では、何百もの灯篭を飾り、新春を祝うイベントが3月6日(日)まで開催されている。(2月9日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年2月18日号