巴士新新公司は3月3日(水)、浦西の観光スポットを巡行する「観光バス1路」を、
3月13日(土)から一時運行停止すると発表した。
「観光バス1路」は、2008年1月に開通。徐家匯・豫園・南外灘など、
浦西の主要観光地を巡行する初の観光バス路線としてスタート時は脚光を浴びた。
しかし、実際に利用する観光客は少なく、長らく赤字状態にあった。
1車輌150万元、メンテナンス費用は1日2000元ほどかかるのに対し、
売り上げは1日わずか200~800元だった。
利用客が少ない主な理由は、1人3元という運賃や、
約20分と長い運行間隔、淮海路だけで約10路線重複などの点が挙げられている。
市交通部門によると、ほかにも51本の路線バスを廃止・統合し、重複路線を減らしていく計画だという。
(3月4日)
~上海ジャピオン3月12日号より