11月1日(水)、「中国国際工業博覧会」の会場で、軌道交通1号線の新世代車輌として採用される「新A型車」が、初めて一般公開された。
新型車輌の大きな改良点は輸送能力で、機動力の向上により、現在1号線で採用されている6輌編成より2輌増加となる、8輌編成が可能となった。これにより、最大乗車人数は3290人となる。
同車輌の外形は、空気力学に基づいて設計した流線型。車内設備は、座席や手すりを人間工学に基づいて設計し、真夏でも21度まで冷房できる空調システムも備えている。部品国産率も70%と、従来型より向上した。
関係者によれば、同車輌は、1号線のみならず今後少なくとも3以上の路線に導入される予定。
(11月2日)
~上海ジャピオン11月10日発行号より