雲南省西双版納傣族自治州では最近、野生のアジアゾウが民家の庭に侵入。庭をゆっくりと一周して立ち去る様子が監視カメラで撮影された。

映像によると、ゾウは民家の鉄門を鼻で押し開けて敷地内に入り、食べ物を探すように歩き回った。滞在時間は約30秒で、その間、庭の植物や物干し竿には一切触れず、被害も確認されなかった。この様子からネット上では「マナーを守るゾウ」として話題を呼んだ。

同エリアでは11月以降、野生のアジアゾウが頻繁に出没している。ゾウは温厚に見えるが、実際は攻撃性が高いとして、発見時には即時通報や農作物の撤収を呼び掛けている。（11月10日）

 

 

～上海ジャピオン2025年11月21日号