国家工商総局が市販のホットカーペットを対象に実施した品質調査の結果、合格率が50%に満たないことが分かり、市民に波紋を投げかけている。
とりわけ問題視されているのは、環境に不備のある工場で生産したり、質の悪い材料を使用して生産したりした、低価格のホットカーペット。問題の背景には、ホットカーペットの生産が比較的容易なことがある。
中国家用電器標準化技術委員会の李興仁委員は「ホットカーペットの合格基準を満たすためには、原材料のコストだけでも30元は必要になる。販売価格も40元以上が一般的。これより低価格の製品は、安全性も耐久性も劣っており、時限爆弾を買うようなもの」と述べ、消費者に注意を呼びかけている。
(1月5日)
~上海ジャピオン1月12日発行号より