重さ2キロの天然水晶玉
新藤さんの紹介で訪れた、上海人一家の戴さん宅。新築祝いで友人にもらった水晶玉についてお話を伺った。
家族全員の運気が上昇 風水的にも很好です
仕事の関係で、日本に11年半滞在していた戴さん一家は、3年前に上海に戻ってきた。家族の大黒柱は、日本人かと思うほど日本語が堪能な載玉宝さん。そんな戴さんの宝物は、新築祝いに宝石商の友人からもらった天然の水晶玉だ。
「これには、家族の運気が上がるようにとの願いが込められています。風水的にもすごくいいんですよ。」と戴さん。重さは2キロもあり、持つと想像以上にずしりと感じる。
「太陽の光にかざすと、非常に美しく輝くんです。その光を体に当てると、運気が上昇する気がしますよ」と、戴さんは微笑む。よく見ればこの水晶玉、中に小さな結晶や赤いもやがある。「星と夕焼け雲が入っているよう」に見えるこの特徴が、お気に入りの理由にもなっている。
「水晶玉が家に来てから、病気がちだった妻もすっかり健康になりました」と、水晶玉のことを話すと止まらない戴さん。
だが、「でも、我が家の一番輝かしい水晶玉は、可愛い息子です(笑)」とのひと言も忘れない。
もう一つの自慢は料理 おふくろの味は絶品!
戴さん宅の夕食には、お義母さんが作る豪華なおかずが毎晩並ぶ。今夜のメニューは、上海蟹料理を始めとする11品。
「妻は香辣蝦という四川料理が好きで、息子は糖醋排骨という甘辛い上海料理が好き。僕の好みは、上海でもおなじみのトマト卵。この料理は、家庭によって味が違うから面白いですね」
そんな家族全員の一致した意見は、「お義母さんの味が一番好き!」。一家の健康は水晶とお義母さんが守っている。
物件情報
◇地区:閔行区
◇間取り:3LDK
◇家賃:持ち家のため無し
◇築年数:7年
◇サービス:オートロック、ADSL、BS1、BS2、NHKワールド
◇交通:バス亭より徒歩7分
⇒NEXT WEEK
朝鮮民族の血を引く田さんはキムチ作りが得意。
いつも手が赤く染まっているという田さん宅を訪問します。
~上海ジャピオン1月12日発行号より