天然的生活~西蘭花(ブロッコリー)

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肌にうれしいビタミンC

日本でもシチューや温サラダなどでお馴染みのブロッコリー。キャベツを改良して作られたアブラナ科の緑黄色野菜で、抗ガン物質とされるイソチオシアネートを含む。

ブロッコリーのビタミンC含有量は、レモンの2倍。このため、皮膚の代謝に働きかけ、シミやソバカスなどの色素沈着防止が期待できる。さらに、抗酸化作用に優れ、皮膚や粘膜の保護、アンチエイジングに役立つビタミンAも同時に摂取できるので、美肌作りや風邪予防に欠かせない食材と言えるだろう。

中国でブロッコリーは、その消化の良さから、高齢者や幼児に適した野菜と言われ、暴飲暴食で胃腸が弱っている時などによく食べられる。また、高血圧や糖尿病、高脂血症予防にも有効なのだとか。

中国の一般家庭では、「ブロッコリーと海老炒め」や「ハムとブロッコリーのスープ」など、炒めたり茹でたりして食されることが多い。民間療法では、がん予防目的で、ブロッコリーの煮だし汁が飲まれるほか、豊胸やダイエット効果もあると言われ、女性に人気のある野菜なのだそう。

1株食べても40㌔カロリーとヘルシーなうえ、コラーゲンの生成に働きかけるビタミンCが豊富なブロッコリー。毎日食べて、美肌を手に入れよう。

~上海ジャピオン2013年8月23日号

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