ジャピュランガイド~東北餃子王(ドンベイジヤオズワン)

虹口で噂の東北菜
虹口に住んでる友達が、
近所に最近ハマってる東北料理の店があるって言うの。
遠いから普段はなかなか足を運ばないエリアだけど、
地下鉄を乗り継いで行ってきたわ。
8号線の「虹口足球場」駅から歩いて5分くらいね。
わあ! 
お店に入った途端、お酢の香りがぷんぷん漂ってきて、
食欲が刺激されちゃう! 
早くオススメ料理を教えて。
豚ヒレ肉の甘酢あんかけ「鍋包肉」(28元)に、
じゃがいも、ピーマン、ナスの甘辛炒め「地三鮮」(12元)ね。
あとは主食か。
店名からすると、餃子を頼んだ方が良いのかしら?
「ご飯がススムおかずだから、
今回は餃子はあきらめた方がいいよ!」って。
あら、そうなの? 
じゃあ、リヤンワンミーファン(両碗米飯)でお願いしまーす。

甘酸っぱいお酢の香りが、食欲を刺激

味の決め手は酢
料理が来る前に、ちょっとお化粧室に失礼…っと。…あら。
トイレのドアがキチンと閉まらないのもご愛嬌ね。
さあ、鍋包肉が来たわよ。
お酢の香りの正体はこれだったのね~。
う~ん、舌にからみついてくるような味と舌触り! 
地三鮮もご飯にピッタリでお箸が止まらない~。
前菜の「東北大拉皮」(15元)で箸休め…と思ったら、
キュウリと春雨がさっぱりと酢で和えられてて、
ますます止まらないっ! 
どうしたらいいの~。
ふう。
確かにこれはわざわざ食べに来る価値アリね。
また来るわ!

~上海ジャピオン12月23日号

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