名物の焼き寿司で1杯やったあとは、
新鮮な刺身に、滑らかなあん肝を

大トロ鉄火を炙る
仙霞路に店を構える「金井寿司」。
多くの名物料理を創りだした、
知る人ぞ知る、東京の老舗店が上海へ進出した。
看板メニューは、「焼き寿司（とろ）」（通常１２０元）。
脂が乗った大・中トロを、
秘伝のニンニク醤油に漬け込み、軽く炙ってから、鉄火巻に。
さらにそれを、表面に焦げ目ができるまで炙る。
焼きおにぎりのような、サクッとした食感と香ばしさに、
食欲をそそるニンニク醤油の風味が漂う。
今回はこれに、焼酎「いいちこ」（通常２００元）が
セットで半額となる。
香ばしい大トロ鉄火をアテに、
酒が進むこと間違いなし。

残業後の旨い魚
また、アナゴを笹の葉で挟み焼きにする
「穴子の笹焼き」（70元）も必食だ。
笹の香りを纏ったフカフカのアナゴが、
酒によく合うと、常連人気も高い。
そのほか、甘エビのすり身を入れ、
上品な甘みを演出する「本格江戸前の卵焼き」（50元）や、
週５で日本から仕入れる、
アジやコハダといった青魚の刺身「青魚盛」（１８０元）など、
名物料理が盛りだくさんだ。
また、同店は翌２時まで営業。
仕事が遅くなった時や、飲み会後など、
旨いツマミが欲しくなった時は、ぜひ訪れたい。

info
住所　仙霞路701号
TEL　6290-3003、
TEL　186-1613-1770（ともに日本語可）
営業時間　18時～翌2時（年中無休）
席数　35席（個室あり）
予算　350元～

～上海ジャピオン２０１３年３月２９日号