ほろ酔い気分な正月
中国の年越しは春節だが、上海は外国人が多いこともあって、1月1日に新年を祝う文化が浸透しつつあるようだな。永康路や衡山路といった、外国人が集うストリートは、昼間から酒を片手に騒ぐ人々でごった返し。オラなんて、散歩中に頭からビールを被る羽目になって、1日中ほろ酔い気分だったぞ。
スパイシーな豆菓子
その時にビールに合うおやつってことで〝香脆豆〟を教えてもらったんだ。どうやらソラマメを炒ったものらしいんだが、香辛料が効いてて、スパイシーで後を引く味だったぞ。でも、砂糖も使ってるから、〝甘辛い〟という表現が合ってるかもな。甘じょっぱさが人気の日本の煎餅「婆ちゃんのぽたぽた焼き」に通じるものがあるぞ。ポリポリと歯応えが良く、濃い目の味付けが、酒飲みに好まれるって訳か。オラみたいに酒を飲まないヤツでも、小腹が空いた時や長旅のお供に良いかもな。そうだな、お茶はプーアル茶なんかが合いそうだ。
老外から教えてもらった中国の豆菓子〝香脆豆〟。よし、お気に入りに認定だ!
~上海ジャピオン2014年1月10日号