鍋には、あらかじめ湯葉や豆腐が入っている

好みの味をミニ鍋で

いやはや、こりゃ１本取られましたな。ずっと気になっていた市内各所に店舗を構える火鍋店が、まさか会社の目と鼻の先にあったとは。早速、入ったばかりの新人さんと、親睦を深めるべく乗り込んで来ましたぞ。

スープはミニ鍋で１人ずつ頼むタイプですな。ほほう、新人さんは「南洋咖喱鍋」（13元）ですか。ハイカラですな～。僕は格闘ゲームの技の名前のような「絶代双椒鍋」（18元）にしますかね。

そして具材は、肉肉肉～！　肉を入れまくりますよっ。と言っても、〝質より量″ではなく〝質も量も″がモットーですから、豪華に「Ａ級上脳肥牛」（45元）をぶち込んじゃいましょう。そして、火鍋の具材としては変り種のベーコン「香薫培根」（28元）と、ウニとチーズのすり身団子「海胆芝士丸」（28元）も入れるざます。

地下階で煌々と輝く電飾が客を招き寄せる

〆にはアイス天ぷら

ふむふむ、カレー鍋の方はタレが必要そうですが、僕のは辛いだけでなく味がしっかり付いていて、そのままでＯＫ。およよ、デザートにと思っていたアイスクリームの天ぷら「油炸冰激凌」（18元）がもうお目見えですか。お先にパクッ。う～ん、ふわふわの衣に包まれた冷たいアイスがたまらんとです。なぜ揚げても溶けないのか、遥か昔に大学の授業で習った記憶がありますな。

順番が逆になりましたが、主食は「鼎中鼎三色麺」（15元）。デザートも主食もいただいて、これで〆と思ったら大間違い。第２ラウンドは羊肉ちゃんの出番でございますぞ～♪

info
住所　淮海中路688号華獅購物中心B1階
TEL　6385-5377
営業時間　10時～22時
席数　約60席
予算　約90～110元

～上海ジャピオン２０１４年５月２３日号