ジャピュラン☆ガイド～顧一碗手工餛飩

2016/4/15
上海のグルメ

書籍文具通りの店

ちっとも意外じゃないと思うんだけど、私って一応、読書が趣味の可憐な文学少女で通ってるのよね。だから書籍と文具を扱うお店が集まる福州路には、定期的に足を運ぶようにしてるの。車持ちのダンナを足に使ってね。

でっかい書店を夢中で物色してたら、腹の虫が鳴ってきちゃった。えーい、静まれっ☆　ってダンナの前ではかわいく呪文をかけてみたけど、んなもんで収まるかっつーの。思惑通り「近くで何か軽くつまもうか」という言葉を引き出したところで、編集者アンテナがピピピ！　と反応。通り沿いに何だかオシャレな雰囲気のお店があるじゃない。ここでキマリね。

ショーロンポー焼麦

入口でササッとオーダーを済ませて奥の席を陣取ったところで、早速「鮮筍焼麦」（10元／５個）が出てきたわ。形はシュウマイだけど、皮が薄くて肉汁が透けててショーロンポーみたいね。うん、たっぷりの肉汁に柔らかめの肉餡、タケノコのコリコリ食感がほんのり残ってていい感じ！

ワンタンは種類が色々あって選べなかったから、全部１個ずつ入った「全家福大餛飩」（20元）にしてみたけど、結局どれがどれだかさっぱりだわ。かなり薄味だけど、ダンナは卓上の辛味ソースをつけたらバッチリだって。辛いの苦手な私への当てつけ？　「燕麦玉米奶提」（10元）はトウモロコシの自然な甘味とミルクティーが混じって、不思議な口当たり。

ふわあ～、腹の虫の次は睡魔がやって来たみたい。帰りの車の中でひと眠りしよっと。ちゃんと運転してね？