250年の歴史ある店
本場蘇州麺を上海で
上海を含む長三角エリアの中で、おそらく一番有名なのが江蘇省蘇州市の麺。そして上海で蘇州麺といえば、蘇州市に本店がある「松鶴楼」なんや。
1757年、乾隆帝の時代にできたといわれる同店。本店はあまりの有名さに、いつも行列をなしているんやて。上海分店の1つである豫園店は、運がよければ並ばずに入れるで。今回はエビラーメン「蝦仁麺(紅湯麺)」(68元)をオーダー。スープは醤油ベースの「紅湯麺」と、塩ベースの「白湯麺」から好きな方を選べるで。写真の麺はすでにエビを乗っけてあるが、蘇州麺では具材を小皿に分けて提供。モチモチ極細ストレートの麺に、あっさりながらもコクのあるスープが絡まり、やっぱおいしいなぁ! はじめは麺だけを楽しんで、それからエビや、ほかの具材ならポークやらカニ味噌やらをトッピングすれば、一度で二つの味を楽しめるで。デザートは、オニバスの実を使ったスープ「鶏頭米」(22元)がピッタリ。
Info
店名 松鶴楼蘇式麺(豫園店)(ソンフェロウ)
住所 百翎路5号(×旧校場路)
TEL 2302-9116
営業時間 10時~19時
席数 約80席
予算 50元~
~上海ジャピオン2020年4月17日発行号