自家製そば粉を手打ち
浦東にある日本人住民多数の「陸家嘴東和公寓」向かいに位置する「粋美亭手打蕎麦居酒屋」。同店オーナーは、日本・山梨県に構える大手日本料理店「大戸屋」グループ本社で、日本人そば職人などの指導のもと修業。その後帰国し、上海でトンカツ屋を開いた後、ついに念願のそば屋を開業した。
そばは北海道産と内モンゴル自治区産のそばの実を、店内で石臼挽きしてそば粉を作り、店内で手打ち。白っぽい色の二八そばはつるつるとしたのど越しが特徴で、一口すすると口の中がふくよかな香りと清々しさで溢れる。つゆも自家製で、カツオ節から取ったダシに、山梨県産「テンヨ醤油」などを日本の調味料を混ぜ合わせて作る。やや甘めの味付けで口当たり爽やか、それでいてそば本来の風味を損ねない。「せいろ」(45元)や「ぶっかけそば」、「鴨南蛮そば」(各60元)が人気だ。
ほか、一品メニューも豊富。「お任せ串焼盛り」(98元/8本)をはじめ「イカの一夜干し」(35元)、「サーモントロ」(48元)など、海鮮系は外せない品々だという。
ビールが何杯でも半額
今回は、6月7日(日)まで「ジャピオンを見た」で「麒麟生ビール」(通常25元/杯)を何杯でも半額としている。
最高気温30度越えが増えてきた5月の上海。ビールでグビグビのどを潤してから、そばで涼しい夕べを堪能しよう。
info
住所 浦東新区錦延路329号錦繍坊地下1階B39
TEL 6106-0970
営業時間 11時~14時、17時~23時(土日は11時~23時、L.O.は22時半)
席数 約40席、個室1
予算 昼40元~、夜120元~
~上海ジャピオン2020年5月22日発行号