洋風の創作マグロ丼
ミシュラン仕込みの味
艶やかな赤が美しいマグロの切り身は、皮の部分が軽く炙られ、芳ばしい香りが漂う。風情漂う雁蕩路沿いに構える創作レストラン「moonWHITE留白処」の「懐石マグロ丼(和風金槍波奇飯)」(168元)は、日本で長年過ごし、ミシュランレストランの総料理長を務めるイギリス人シェフのもとで修業した料理長オススメのメニューだ。
日本などから仕入れたマグロを贅沢にも10切れ近く投入。味噌やカラシをベースにした自家製ソースは、辛味が効いてマグロとの相性抜群。マグロの下に隠れた白米には自家製のふりかけをまぶし、風味豊かに。仕上げに白トリュフとウナギタレをたらせば完成だ。マグロは歯応えがあり噛むほどに味が口いっぱいに広がる。
同店ではほかに、カナールファットオイル(鴨油)を使った「ローストポテト」(38元)や、和洋の要素を組み合わせたピザ・パスタなどを用意。和洋折衷の創作料理で、プチ贅沢な食事をいただこう。
Info
店名 moonWHITE留白処(ムーンホワイト)
住所 雁蕩路33号(×南昌路)
TEL 173-1580-6775
営業時間 10時~22時
席数 約30席
予算 昼75元~、夜200元~
~上海ジャピオン2020年8月7日発行号